経営環境が厳しさを増す中、さらなる事業成長を図るべく企業同士がAPIを活用したサービス連携を進めつつある。しかしながら、実現に向けてはさまざまな障壁があるのも事実。その解決策とは果たして――。 業種や規模を問わず、今さまざまな企業が自社サービスを他社サービスに連携させようとする取り組みが増えている。大きな目的は事業拡大にあることは言うまでもない。多くの日本企業にとってビジネスの主戦場が国内にとどまらず海外市場にまで広がる中、厳しい企業競争に勝ち残るためには、もはや自社だけで戦うことに固執する必要はないからだ。 では、サービス連携とはどのように行うものなのか。その手段の1つがAPIと呼ばれるIT技術の利用である。APIとは「Application Programming Interface」の略称で、要するにアプリケーション同士を連携させるための窓口やインタフェースといった意味である。企業は
![他社との「競争」から「協業」へ転換する一手とは?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8daa8cf3e1f09148e394137cddc4269cea4fb596/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fmakoto%2Farticles%2F1506%2F15%2Fl_ibm03.jpg)