(豪快にネタバレしています) 『レスラー』を見たあと、友人たちと「あの粗い画質は何で撮影してるんだろうねー」と言いつつ確認しないでいたのが、『ブラック・スワン』も同様だったので気になって調べたら、主要な部分はスーパー16。けっこう盲点でした。イクラが食べられるだけの札束がポケットに入ってるのに、人工イクラをわざわざ好んで食べるような贅沢さというか。ナタリー・ポートマンのギャラが高いといっても35mmで撮れないわけじゃないだろうし…。デジタル一眼レフで撮っている部分は、冒頭のダンスに密接して移動撮影するところでしょうか。自分ではデジカメすら触らないので、全然詳しくないのですが。 人の皮膚をツルッと撮るか、肌荒れを見据えて撮るかで伝わるものは異なってくるわけで、この粗い画質も何かを観客へ感覚的に訴えます。おそらくせわしないカット、手持ちカメラのブレる画面も類似した効果を持っていて、その感覚を言
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