米テキサス州のダラス・エグゼクティブ空港で12日に開催された航空ショーで、第二次大戦中に使用された軍用機同士が空中で接触。機体は大破して地上に落下し、爆発して炎上したために会場に詰めかけた入場者がパニックに陥るというアクシデントに見舞われた。 【写真】ダラスの空港で、地上での衝突事故で爆発炎上した第二次大戦中に使用された軍用機(AP) 事故発生は午後1時20分。接触したのは4基のエンジンを搭載している大型爆撃機「ボーイング・B―17・フライングフォートレス」と、連合国軍でも使用された単発単座の「ベル・P―63・キングコブラ」で、ビデオでチェックしたところ、後者が50メートルほどの高度で、前者に左方向から激突した形。AP通信の取材に応えた目撃者のアンソニー・モントーヤさんは「信じられなかった。見ていた人は泣き叫んでショックを受けていた」と証言している。 地上には軍用機の残骸が散らばっているが