「結果が再稼働に反対、賛成のどちらになっても県民が責任を負う」。女性は署名の意義を強調した。=13日、静岡市青葉公園。写真:筆者撮影= 東海地震の震源域で活断層のすぐ傍に建つ、日本で一番危ないと言われる浜岡原発。その“お膝元”で住民たちが立ち上がった。『浜岡原発の再稼働の是非を県民投票で決める条例』の制定を求める署名運動が、今日から始まった。(主催:原発県民投票・静岡) 静岡県内有権者の50分の1を超える署名が集まれば、川勝平太知事は議会を招集し審議しなければならない。(地方自治法第74条=条例制定の請求)。静岡県の有権者数は307万7千人強だから6万2千筆の有効署名が必要となる。 静岡県は県の3分の一が浜岡原発から50キロ圏内にすっぽりと入る。近い将来発生が予想されている東海大地震が起きれば道路、新幹線ともに使用できなくなる。そこに原発事故が重なれば、住民は逃げ場を失い大惨事となるのは必