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2006年2月5日のブックマーク (1件)

  • ラジオのパーソナリティに必要な素養とは - ラジオ修行日誌(仮)(ラジオプロデューサーのお仕事・改題)

    ブックレビューで『肝、焼ける』を取り上げた豊崎由美さんによると、技術の高さもさることながら作者の特徴は「意地の悪い視線」にあるという。なるほど確かに。「底意地の悪さ」はコトバで何かを語ろうとする仕事には不可欠な素養で、もう少しマイルドな表現にするなら「スルドい観察眼」だ。ズレや差異を敏感に察知し、ツッコミを入れる視線である。観察の結果を常に口に出していると敵だらけになってしまって社会生活不適応者になる可能性があるが、心の中でならどんなにとんでもないことに気づいてもOK(だから“底”意地が悪い、という)。この視線は他人のみならず自分にも及び、自分に使えば自虐ネタにもなる。 「ラジオで喋る」という仕事について、正しい発音ができて美しい声の持ち主でないとつとまらないと思っている人は現職も含めてたくさんいる。しかし、書かれたものをただ読むだけならともかく、ラジオパーソナリティにとっては「底意地の悪

    ラジオのパーソナリティに必要な素養とは - ラジオ修行日誌(仮)(ラジオプロデューサーのお仕事・改題)