齋藤精一氏 rhizomatiks(ライゾマティクス)の齋藤と申します。僕はもともと大学と大学院で建築を学んでいて、卒業後広告代理店でCMのディレクションやモーターショーのブースのデザイン等を行なっていました。アーティストとしての活動も始めましたが、ご存知のとおりアートをやっていても食べれるわけでもなく、お金をかせぎながら美術を作る方向を探っていって、それがのちのrhizomatiksになっています。 rhizomatiksは2007年に設立したWebや映像制作などの会社ですが、もともとアーティストが集まって作った会社です。ですので、新しいことに挑戦していく「アート」と、その商品をどう売るかという問題を解決する「コマーシャル」を対等に見ています。ただ、今の時代はアートもコマーシャルも「実験的」であるべきだと僕は思っています。特に今回の「Intel The Museum of Me」のプロジ