ドイツ・ベルリン(Berlin)の病院で手術をする外科医師の手元(2009年8月6日撮影、資料写真)。(C)AFP/DDP/AXEL SCHMIDT 【6月28日 AFP】イタリア、シチリア(Sicily)島のパレルモ(Palermo)にある臓器移植センターISMETTは25日、生体部分肝移植手術で、ロボットアームだけを使ってドナーの臓器を部分切除することに世界で初めて成功したと発表した。 ISMETTの声明によると、同センターは肝硬変に苦しむ46歳の男性に、44歳の弟の肝臓を部分的に移植する手術を実施。ドナーの体内にはロボットアームだけが入り込み、ドナーへの外傷は9センチの切開1か所と5か所の穴のみで済んだという。 手術は3月に行われたが、レシピエント(臓器提供を受けた移植患者)の健康状態が確認されて退院するまで、同センターは発表を控えていた。 過去に米国でもロボットを利用した生体肝臓摘
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