都内の日本外国特派員協会(Foreign Correspondents' Club of Japan、FCCJ)で記者会見する名古屋在住の韓国人写真家、安世鴻(アン・セホン、Ahn Sehong)さん(右、2012年6月28日撮影)。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA 【6月29日 AFP】都内の新宿ニコンサロンで、名古屋在住の韓国人写真家、安世鴻(アン・セホン、Ahn Sehong)さんによる元従軍慰安婦の女性たちをテーマにした写真展が始まった。会場には安さんが撮影した写真37点が展示されている。 28日、都内で記者会見した安さんは写真展開催について、慰安婦だった高齢女性たちの存在を多くの人たちに知ってもらう必要性を感じたためだと語った。 この写真展をめぐっては、開催が報道された3日後の前月22日、サロンを運営するニコン(Nikon)が安さん側に会場使用の中止を通告。安さ