津波に襲われた宮城県南三陸町で、がれきの中からブイを回収する漁師ら(2011年5月9日撮影)。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA 【5月23日 AFP】前年3月11日に発生した東日本大震災で太平洋へ流された漂流物が、「前代未聞」の量となって米アラスカ(Alaska)州の海岸に打ち上げられている。撤去作業を予定する環境活動家らが22日、発表した。 同州アンカレッジ(Anchorage)の南東約190キロにあるモンタギュー島(Montague Island)には多数のブイや発泡スチロールなどが打ち上げられており、その量からみて、前年の津波で日本から流れてきたのは明らかだという。 アラスカ沿岸研究センター(Center for Alaskan Coastal Studies)のパトリック・チャンドラー(Patrick Chandler)氏は、以前からアラスカ沿岸にはアジア方面から