入団当初は懐疑的な声も聞こえたが、小野はプレーで自身の才能を証明し、クラブのシンボルへと祭り上げられた 【写真:アフロ】 3月29日、小野伸二が所属するウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(以下WSW)は、アウエーでのニューキャッスル・ジェッツ戦に3−0で快勝。Aリーグ史上初となる参入初年度Vの偉業を達成した。オーストラリア・サッカー連盟(FFA)の肝いりで今季よりAリーグに参戦するや、シーズン後半に破竹の10連勝で首位に駆け上がったWSWが、この日もアウエーに大挙として押し寄せ、ホームと見まがうような雰囲気を作りだした。その多くのサポーターの前で大仕事を成し遂げた瞬間、決して長くはないAリーグの歴史の新たな1ページが書きこまれた。 元々、オーストラリア国内有数のサッカー処と知られるウエスタン・シドニーにAリーグのクラブが無いことは、オーストラリアスポーツ界の“七不思議のひとつ”とも言われて
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