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スパコンとSupercomputerに関するbeth321のブックマーク (4)

  • スーパーコンピューターの系譜 核兵器の模擬実験のために生まれたASCI (1/2)

    スーパーコンピューターの系譜、今回からASCI(ASCIIではない)の話をしていこう。ASCIは、Accelerated Strategic Computing Initiativeの略で、「加速的戦略的コンピューティング・イニシアティブ」なる謎の訳語もある。 現在はASC(Advanced Simulation and Computing program:先進シミュレーションおよびコンピューティング計画)という名称に変わっているが、システム名にASCIを冠しているものが多いこともあってか、いまだにASCIの方が通りがよかったりする。 核実験のシミュレーションのために生まれた ASCI このASCIが成立した背景をまず解説しよう。話は1995年11月にさかのぼる。クリントン大統領はCTBT(Comprehensive Nuclear Test Ban Treaty:包括的核実験禁止条約)を

    スーパーコンピューターの系譜 核兵器の模擬実験のために生まれたASCI (1/2)
  • スーパーコンピューターの系譜 民間・軍事に幅広く採用されたCDC 1604 (1/2)

    今回の話をする前に、前々回の記事について補足と訂正をさせていただきます。Intel 8085の動作周波数が3MHzなので、3MIPSとあまり考えずに書いたのですが、完全なパイプライン動作でもない8085はそんなに性能出ませんね。 算術命令では一番早いADDですら、Cycles(条件分岐の判断結果が出るまで)が1cycle、Status(演算結果がStatus Registerに返されるまで)が4cycleなので、がんばっても4cycle/命令ということになり、3MHzなら0.75MIPSという計算になります。 実際はもう少し遅くて、0.5~0.6MIPS換算としてもいいはずなので、先の記事通り浮動小数点演算が100倍遅いと仮定すると0.0075MFLOPS、つまり7.5KFLOPSも出ずに5~6KFLOPSという計算になります。 なお、この浮動小数点演算周りの仮定は、「データ幅が一緒」とい

    スーパーコンピューターの系譜 民間・軍事に幅広く採用されたCDC 1604 (1/2)
  • スーパーコンピューターの系譜 スパコンの起源といえるIBM 7030 (1/2)

    前回からスタートしたスーパーコンピューターの系譜。今回のテーマは「IBM 7030 “Stretch”」である。これに至る過程を50年代からたどっていこう。 そもそも、スーパーコンピューターの起源をどこに置くかは、スーパーコンピューターの定義をどう定めるかで色々変わる。バベッジの階差機関や解析機関もスーパーコンピューターと言えなくはないのだが、こうしたアナログコンピューターや、初期のIBMの機械式パンチカードマシン、あるいはENIAC(Electronic Numerical Integrator and Computer:エニアック)などに代表される初期のデジタルコンピューターも、とりあえず脇においておこう。 半導体を使った製品に限って言えば、スーパーコンピューターの世界における初期のIBMの貢献は大きい。それは単にハイエンドのメインフレームを提供したのみならず、それに必要な周辺機器であ

    スーパーコンピューターの系譜 スパコンの起源といえるIBM 7030 (1/2)
  • Home - | TOP500

    The 62nd edition of the TOP500 reveals that the Frontier system retains its top spot and is still the only exascale machine on the list. However, five new or upgraded systems have shaken up the Top 10. Housed at the Oak Ridge National Laboratory (ORNL) in Tennessee, USA, Frontier leads the pack with an HPL score of 1.194 EFlop/s – unchanged from the June 2023 list. Frontier utilizes AMD EPYC 64C 2

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