交際していた女性の自宅の玄関ドアの鍵穴などに接着剤を流し込んだとして、大阪府警は京都市山科区の会社員の男(28)を建造物損壊容疑で逮捕した。「別れ話を切り出されたので、彼女や家族を困らせてやろうと思った」と供述しているという。府警への取材で分かった。 都島署によると、男は7月21日午前5時25分ごろ、大阪市都島区の20代女性宅の玄関ドアやガレージのシャッターの鍵穴に瞬間接着剤を流し込み、壊した疑いがある。 6月に設置した玄関近くの防犯カメラに、金髪のカツラで変装して鍵穴付近を触る不審な人物が映っており、その特徴などから男の関与の疑いが浮上したという。女性宅は昨年11月~今年8月に4回、同様の被害に遭っており、署が関連を調べる。