北海道の知床半島で24日、海岸線沿いの海底が隆起し、新たな陸地になっているのを近くの住民らが見つけた。地元は騒ぎになっている。 現地は知床半島南東側の羅臼町春日町付近で、住民によると24日朝、海岸で昆布拾いをしていた女性が、海岸が若干高いことに気づいた。昆布拾いを終えて帰宅しようとしたところ、隆起は自分の背丈を超えていたという。 同日夕、地元の羅臼漁協の田中勝博組合長らが確認。目測では隆起は長さ500メートル以上、幅は広いところで30~40メートルで高さは海面から10~20メートルほど。隆起した岩についたウニや昆布に、カモメやカラスが群がっていたという。 田中組合長は「音も揺れもなかったと聞いている。こんなことは初めて」と話し、海面下の状況を近く調べるという。北海道大大学院理学研究院地震火山研究観測センターの谷岡勇市郎教授(地球惑星科学)は「(NHKが流した)ニュース映像から判断し、海岸線
パキスタン・グワダル(Gwadar)沖合に地震で出現した島(2013年9月25日撮影)。(c)AFP/Pakistani Government 【9月25日 AFP】パキスタン南西部で24日に発生した地震により、同国沖合のアラビア海(Arabian Sea)に新たな島が出現し、地元住民から驚嘆のまなざしが向けられている。だが専門家らは、この島はほどなく消滅する可能性が高いと話している。 マグニチュード(M)7.7の地震は24日午後、バルチスタン(Baluchistan)州アワラン(Awaran)地区付近で発生した。その後も余震が10回以上発生している。当局者によると、これまでに確認された死者はアワラン地区の208人を含む238人。救助隊が遠隔地の集落にまだ到達していないことから、犠牲者はさらに増える見通しという。 バルチスタン州政府のジャン・ムハマド・ブレディ(Jan Muhammad B
米ハワイ(Hawaii)島で撮影された太平洋に昇る太陽(2009年12月28日撮影)。(c)AFP/Jewel SAMAD 【9月6日 AFP】地球上で最大で、太陽系で最大の火山にも匹敵する超巨大火山を発見したとの論文が5日、英科学誌ネイチャージオサイエンス(Nature Geoscience)で発表された。 米テキサスA&M大学(Texas A&M University)のウィリアム・セーガー(William Sager)氏率いる研究チームが発表した論文によると、タム山塊(Tamu Massif)と呼ばれるこの火山は、太平洋の海底にある台地、シャツキー海台(Shatsky Rise)の一部で、日本の東方約1600キロに位置している。 タム山塊は、約1億4400万年前の噴火で吹き出した溶岩が盾状に固まった単一の巨大な丸いドームから成っている。面積は約31万平方キロで、英国とアイルランドを合
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