米イリノイ(Illinois)州シカゴ(Chicago)で、道路にまくための塩を積み吹雪に備えて待機するトラック(2014年2月4日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Scott Olson 【6月11日 AFP】凍結した道路に塩をまくとドライバーの命を救うことにつながるが、一方で蝶の寿命を縮めている可能性があるとの研究が、9日に米科学誌「米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)」で発表された。 冬季の道路でのスリップ対策では、最も安価な塩類である塩化ナトリウム(食塩)が融雪剤として広く利用されている。 しかし今回の研究によると、冬に塩化ナトリウムを道路にまくと、道路付近で餌を得る蝶などの無脊椎動物の生態に影響を及ぼす恐れがあることが分かった。 米ミネソタ大学(University of M