“電子ペーパー”の応用クライアントデバイスと言えば、誰もが思いつくのはアマゾンの「Kindle」に代表される「電子ブックリーダー」だ。先ごろ発売された「Kindle Voyage」はKindleシリーズの中でもベストセラーを続けている評判の商品だ。 コンシューマ商品としての電子ペーパーの実際の顔が電子ブックリーダーなら、エンタープライズ製品向けの電子ペーパーのもう1つの顔は、今やソフトコピー規格の代表選手となったPDFフォーマットを表示する“PDFビューワー”だと言っても過言ではないだろう。 そんなPDFビューワーに特化した商品を、今やいろいろなことで話題のソニーが2013年の12月に販売開始した。その名もズバリ「デジタルペーパー」(DPT-S1)だ。大抵のモノは“いの一番”に購入して大失敗をすることも多い筆者だが、今回は約1年遅れの余裕的衝動買いだった。 6.8mmという薄さがポイント!
![10万円超の極上電子ペーパー!? ソニー「DPT-S1」を衝動買い! (1/3)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c8c035b5d5e55d7531126db6db2a9a2068fe5078/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2011%2F06%2F22%2F1511313%2Fl%2Ffca089d3bacf0663.jpg%3F20200122)