チタンのフレームで作られた手の力だけでこぐ自転車「ハンドサイクル」が「人とくるまのテクノロジー展」に展示されていたので、実車をムービーと写真で撮影してきました。 作っているのは静岡の「榛葉鉄工所」という会社。 「SC-IOW」と名付けられたモデル。フレームはチタン製でグリップ幅は約42センチ、クランク長は175ミリ。 チェーンやギア、ブレーキなどの部品は全て前輪側に備えられています。 足は前方に伸ばして置いておくだけで運転に使用しないので、普段車いすを使っている人でも乗ることができます。また、健常者でもこの姿勢を取ることで一般的な自転車より重心が下がり安定した走行が可能になります。 ハンドルをつかんでいる手を「グルグル」と動かすことで前進。訓練すれば時速30km以上で走れるとのこと。 実際にこいでいる様子は以下のムービーでチェックしてみてください。 手の力だけで時速30km以上で走行できる