富士山から261キロメートル離れた京都の山から、富士山の山頂が初めて撮影されました。理論上は京都からも富士山が見えるとされていましたが、現地の状況や気象条件などを踏まえ、これまで「撮影は不可能」と考えられていたそう。この理論を提唱していた日本地図センター理事・田代博さんは、今回の快挙を「まさに『神がかり』としかいいようがありません」と表現し、撮影された写真について自身のサイトで解説しています。 ▽ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140922/k10014792961000.html ▽ ついに撮った! 京都からの富士山 京都から見えた富士山は、9月21日午前5時20分ごろ、京都市左京区久多川合町と滋賀県高島市朽木栃生の境界で撮影されました。山岳展望の業界では「西限界」と呼ばれているという地点で、富士山までの距離は261キロメートル。撮影したのは、これま