ミャンマー西部ラカイン(Rakhine)州の州都シットウェ(Sittwe)郊外に設置された国内避難民キャンプで暮らすロヒンギャ(Rohingya)人の子どもたち(2012年11月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/Soe Than WIN 【1月29日 AFP】タイ政府は28日、ミャンマーを逃れ不法にタイ国内に流入するイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の人々に対し、さらに厳格な措置をとると表明した。タイ国家安全保障会議(National Security Council)によると、今後は一切、海上からのロヒンギャ人の入国は認めず、水や食料などの必需品を与えて他国へ向かわせるという。 2012年6月、ミャンマー西部ラカイン(Rakhine)州で仏教系住民とロヒンギャ人の衝突が勃発して以来、大量のロヒンギャ人がミャンマーを脱出。その多くはマレーシアに向かっているとされるが、これま