レバノン南部シドン(Sidon)のパレスチナ難民キャンプ前に飾られた故ヤセル・アラファト(Yasser Arafat)元議長の肖像(2012年6月19日撮影)。(c)AFP/MAHMOUD ZAYYAT 【7月4日 AFP】(一部更新)2004年に死去したパレスチナ解放機構(PLO)の故ヤセル・アラファト(Yasser Arafat)前議長の生体試料から、毒殺に使われることでも知られる放射性物質ポロニウムが検出された。中東の衛星テレビ、アルジャジーラ(Al-Jazeera)が3日、スイスの研究機関の検査結果を報じた。 スイス・ローザンヌ大(University of Lausanne)放射線物理研究所のフランソワ・ボシュ(Francois Bochud)所長が、アラファト議長が亡くなった仏パリ(Paris)の仏軍病院から夫人に引き渡された遺品を分析した結果、ポロニウムが検出されたと発表した