独自の技法を使って金魚を描く美術作家・深堀隆介さんの個展「色浴ノ秋(しょくよくのあき)」が、東京・六本木の国立新美術館内で10月22日(月)まで開催されています。深堀さんは、新たな領域への挑戦として「脱・和風」を意識したとのこと。新技法の壁掛け作品「大国主(オオクニヌシ)」をはじめ、枡やおわんの中などで泳ぐさまざまな金魚の作品を展示しています。 ▽ 色浴ノ秋(しょくよくのあき) ▽ 金魚養画場 美術作家 深堀隆介オフィシャルサイト RIUSUKE FUKAHORI Official site 深堀さんの作品は、器へ流し込んだ樹脂の上に金魚を直接描いていく技法で制作されています。本物の金魚が泳いでいるかのようなリアルさが話題を呼び、日本のみならず海外でも注目を集めています。 今回の個展では、食卓に模した机を用意。おわんや急須といった食器の中を泳ぐ“おいしそう”な金魚たちを展示しています。「脱