リベリアの首都モンロビア(Monrovia)にある病院で、防護服を着た医療従事者(2014年8月30日撮影)。(c)AFP/DOMINIQUE FAGET 【9月2日 AFP】長崎大学(Nagasaki University)の研究チームが、エボラ出血熱のウイルスを30分で検出する新たな手法を開発した。チームを率いる安田二朗(Jiro Yasuda)教授が2日、AFPの電話取材に対し語った。 安田教授によると、「新しい診断技術は現在のものよりもずっとシンプルで、現在使用されている専用の検査装置が無い国でも使える。まだ問い合わせや依頼などは受けていないが、すぐにでも実用できる状況であり、いつでも提供できる」という。 研究チームは、血液や体液の中で発見されるエボラウイルスが持つ特定の遺伝子を増幅する「プライマー」を開発した。 血液中のウイルスからRNA(リボ核酸)を抽出し、そこからDNAを合成
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