専門学校の運営会社「英々グループ」の谷さんは、eラーニング導入プロジェクトのリーダーを任されることになった。ITの知識や経験に自信がない谷さんは、過去に取引があったWeb制作会社YOROZU制作に相談。 営業担当から「できます!」と威勢のいい回答を得た谷さんは、同社に発注することを決めた。 しかし、納期近くになって、YOROZU制作が期日通りに納品できないことが判明。実は同社はこれまでeラーニングの開発実績はなく、オープンソースを使って開発に着手したものの、予定通りにいかなかったのだ。 結局、納期の大幅遅れで最終的に納品されたシステムは、非常に使い勝手の悪いものだった。改修のため、他の開発会社を探したところ、低価格なASPサービスや、教育機関のeラーニング開発で多数の実績がある開発会社のことを初めて知る。もっと初期の段階で話を聞いておけばよかったと悔やむのであった。 前回はシステム開発会社