解熱剤の利用、インフルウイルス拡散の危険 研究米カリフォルニア（California）州コンコード（Concord）の薬局に並ぶインフルエンザワクチンの注射器（2014年1月14日撮影）。(c)AFP/Getty Images/Justin Sullivan 【1月23日 AFP】インフルエンザなどで熱が出たときに、市販の解熱剤を服用すれば体は楽になるかもしれないが、かえってウイルス感染を拡大しいている恐れがあるとの研究が、英学術専門誌「英王立協会紀要（Proceedings of the Royal Society）」に掲載された。 人の体は発熱することでウイルスや細菌を撃退し増殖も防いでいる。だが、高熱などインフルエンザの諸症状を抑えようとイブプロフェンやアセトアミノフェン、アセチルサリチル酸などを含む薬剤を服用する人たちが増えている。 カナダ・マクマスター大学（McMaster University）の研究チームが発表した論文に
