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モノづくりをテーマに行われた『TechLION vol.18』。登壇者は左から寺薗淳也氏、瀬尾浩二郎氏、増井俊之氏 コンピュータはこの30年、まったく進歩していない――。 有名エンジニアによるトークライブの場としてすっかりおなじみになった『TechLION』の壇上で、慶應大学環境情報学部の増井俊之教授は業界の現状を憂えた。 2014年9月に開催された『vol.18』のテーマは「モノづくり」。小惑星探査機『はやぶさ』プロジェクトチームの一員としても知られる会津大の寺薗淳也准教授、面白法人カヤックから独立しフリーのエンジニア/クリエイティブ・ディレクターとして活躍中の瀬尾浩二郎氏とともに、UI研究の第一人者、増井教授は登壇した。 時々刻々と性能が上がっているように見えるコンピュータ(編集部注:増井氏の発言では「計算機」)が、30年にわたってまったく進歩していないと指摘する増井氏の真意とは? 『
「ΣBook」「LIBRIe」「Words Gear」のように、電子書籍リーダーではさまざまな製品が発売されてきたが、今のところ音楽業界のiPodのようなヒット商品はまだ出ていない。そんな電子書籍の世界に現れたのが、米アマゾンから399ドル(約4万3000円)で登場した「Kindle」(キンドル)という商品だ。 まだ米国のみの発売で、日本語にも非対応だが、Amazon.comから電子書籍をダイレクトに購入できるなど、これまでの電子書籍リーダーにはない特徴を備えており、電子書籍の本格的な普及のきっかけになるのではと期待されている。今回のレビューでは、発売後すぐにKindleを入手して2ヵ月使ってみた感想を報告しつつ、将来の展望について考えてみたい。
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