維新存亡の最大の危機が迫っている。大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長(44)が掲げる大阪都構想の是非がかかった大阪府堺市の市長選(15日告示、29日投開票)の火ぶたが切られた。 14日には堺に橋下氏らが入り、応援演説を行った。ここで負けた場合、維新には最悪の結果が待っていると言っても過言ではないだけに維新も必死の状況だ。 反維新勢は現職の竹山修身氏(63)に一本化。竹山氏に対しては昨年の衆院選と今夏の参院選に大勝した与党・自民党が支持、前与党の民主党は推薦し、共産党も都構想反対の立場から支持を決定している。相乗り候補になったため「橋下憎しの烏合の衆」というやゆもあるが竹山氏の陣営は「ここまで支援を受けたら絶対に勝てる」と勝利を確信している。 一方の維新は堺市議の西林克敏氏(43)を候補に立て、橋下氏がスケジュールの許す限り応援に入ることも決まった。 維新関係者は負けられない理由について、「堺