今年もまた、あの日が来た。響くジングルベル。輝くイルミネーション。カップルは愛を語り、子どもたちはサンタさんからのプレゼントを待つ。年に1度のクリスマスイブだ。 だが待て。IT戦士たるもの、世の風潮に惑わされて浮かれ騒ぐべきではない。イブも人生の貴重な1日。普段と変わらずキーボードを叩き、IT道にまい進するのだ。そう、PCを立ち上げ、「2ちゃんねる」「YouTube」「mixi」と巡回し、ニヤニヤ、ハァハァ、ニヤニヤ、ハァハァ―― むむっ。何やら空しくなってきた。日曜日のクリスマスイブ、友人のmixi日記もそうそう更新されやしない。だいたい記者とて20代の独身女子。イブにニヤつきながらPC画面に食いついている場合なのか。素敵な男子とともに、心ときめく幸せな時間を送るべきではないのか。ITの力を借りれば、それは可能なはずだ。 (※)注:記者は昨年まで3年間連続で「ITの力でクリスマスを幸せに