放射線医学総合研究所は2月26日(火)、同研究所の山田真希子主任研究員らのグループが、「自分は平均より優れている」と思う心理的錯覚のメカニズムを解明したと発表しました。研究成果が米国科学誌「米国科学アカデミー紀要」に掲載されています。 ▽ http://www.nirs.go.jp/information/press/2013/02_26.shtml ▽ Superiority illusion arises from resting-state brain networks modulated by dopamine | PNAS 人には自分の能力や性格について「自分は平均より優れている」と思う傾向があります。この現象は、心理学では認知バイアスの一種「優越の錯覚」として知られています。過剰な優越感は無謀な行動につながる危険があり、適度なレベルの優越感を持つことが望ましいとされています。