[SIGGRAPH 2014]HMD向け技術開発に積極的なNVIDIA。“半ピクセルずらし”による高解像度化や広い視野に表示できるAR技術をアピール ライター:西川善司 コンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術の学会である「SIGGRAPH 2014」が,米国時間8月10日に開幕した。 今年のSIGGRAPHは米国ではなく,カナダ太平洋岸の都市,バンクーバーで開催されている。「SIGGRAPH ASIA」のような北米以外で開催されるイベントはともかく,SIGGRAPHというイベントは,米国内で開催されるのが常だった。それが初めて米国外で開催されたのは,2011年に開かれたSIGGRAPH 2011のこと。そのときも開催場所は同じバンクーバーであり,SIGGRAPH 2014は3年ぶりの米国外開催となる。ちなみに,SIGGRAPH 2015はロサンゼルス,SIGGRAPH 2016は
[GTC 2014]NVIDIAのHMD「Near-Eye LFD」に注目集まるGTC 2014展示会場。次世代GPU「Pascal」で使う3次元メモリも披露 ライター:西川善司 北米時間の3月24日から27日まで開催されていたGPU技術者会議「GPU Technology Conference 2014」(以下,GTC 2014)では,講演だけでなく,各社のソリューションを披露する展示会場も見物だ。 展示会場の各ブースは,大きめのテーブルを2つ並べて椅子を数個配置したらもういっぱいというくらい,手作り感にあふれたコンパクトなものがほとんどだ。会場を回っていると,「そういえば,黎明期の『Game Developers Conference』も展示会場はこんな感じだったな」という思いを抱く。 GTC 2014の展示会場の風景。どのブースもコンパクトで,ザっと見るだけなら1時間もあれば回りきれ
ソニーがプレイステーション 4(PS4)に直接接続できる「Oculus Rift」のようなHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を準備していると海外メディアが報じている。3月17~21日の開発者向けイベント「GDC」(米サンフランシスコ)でお目見えするという。 ゲーム情報メディアのEdgeが報じ、Guardianによると、報道は正しいと関係者が認めたという。 Edgeの情報によると、ソニーのHMDのプロトタイプは一部のサードパーティー開発者に提供されており、「Oculus Rift」に比べかなり優れているという。ソニー・コンピュータエンタテインメントはGDCで3月18日にセッションを予定している。 Oculus Riftはベンチャーキャピタルやクラウドファンディングでの資金調達で実現したゴーグル型HMD。広い視野角やヘッドトラッキング技術により、没入感の高い仮想現実(VR)世界を実現できるの
ソニーが開発した内視鏡手術用の映像表示装置=同社提供 【細見るい】ソニーは23日、内視鏡手術に使うゴーグル状の映像表示装置を公開した。医師が頭にはめると、目の前に患者の体内の様子が3D(立体映像)で映し出される。これまでは手術室のモニター画面を見ていたが、手元をみる自然な姿勢で手術ができるようになる。 鮮やかな色彩をそのまま表示できる有機ELパネルを使っており、体内の細かい血管や神経などもくっきり映る。右目と左目にそれぞれ別の映像を映し出すことで、専用メガネをかけて画面を見る方式より奥行きなどを正確に表示することができるという。 まず8月1日に国内で売り出す。映像制御装置とセットで想定価格は約150万円。来年春以降に米国や欧州でも販売し、年間1千台の出荷をめざす。 最新トップニュース
仮想現実HMD「Oculus Rift」の開発者向けキットを入手したのでさっそく使ってみた。これがゲームの未来か? ライター:米田 聡 カメラマン:佐々木秀二 Rift Development Kit 2013年4月のGame Developers Conference 2013(以下,GDC 2013)で実機デモが行われ,大いに話題を集めた(関連記事),Oculus VR製のヘッドマウントディスプレイ(以下,HMD)「Rift」。従来の民生用ヘッドマウントディスプレイが,基本的にはAV志向であったのに対し,組み込まれたポジションセンサーによって頭の動きにHMDの映像を追従させられる,ゲーマー向けの仮想現実(Virtual Reality)志向が大きな特徴だ。クラウドファンディングサイト「Kickstarter」に登場し,瞬く間に目標金額を達成したという話は今でも語りぐさになっているので,
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く