コンビニの利便性をより高めようと、大手コンビニエンスストアが、銀行が行う口座振替の申し込み手続きなどを代わりに受け付けるサービスを始めています。 店舗内には専用の窓口が設けられ、公共料金の口座振替やカードの再発行、口座の住所変更など、最大で8種類の申し込み手続きを代わりに受け付けます。 「ファミリーマート」はこのサービスを、ことし7月までに筑波銀行や富山銀行など8つの地方銀行を対象に進めるということですが、今後も需要は高まるとして、導入する店舗や対象となる銀行を拡大して来店客数の増加につなげたい考えです。 ファミリーマートの玉巻裕章新規事業開発本部長は「365日24時間、開いているコンビニの強みを生かして集客につなげたい」と話していました。 店舗数が飽和状態になっているとも指摘されているコンビニ業界では、通信販売で注文した品物の受け取りなど、店舗での販売以外の分野でサービスを拡充する動きが