男子サッカーの日本代表が銅メダルを獲得した歴史的な一戦を完全収録した映像が初めて見つかった。現存しないとされていたメキシコ五輪の3位決定戦のテープが、現地のテレビ局に残っていた。 試合があったのは1968年10月24日。釜本邦茂さんや杉山隆一さんらの活躍で日本がメキシコに2―0で勝利し、男子サッカーでは五輪史上唯一のメダルを獲得した。当時は後半戦の一部が生中継されただけだった。 昨年末から映像を探していたNHKが今年4月、メキシコの民放テレビ局「テレビサ」の倉庫に90分間のカラー映像テープが残っているのを見つけたという。 当時、国内では一部しか中継されなかった幻の映像は、伝説の名勝負として8月24日、NHK・BS1で釜本さんと元メキシコ代表選手らの解説を交えながら放送される。 最新トップニュース