ほくろのがんとも呼ばれる皮膚がんの「メラノーマ」について、厚生労働省は、国内の製薬メーカーが開発した新たな治療薬を世界に先駆けて承認する方針を決めました。 メラノーマは、ほくろのがんとも呼ばれる皮膚がんの一種で、進行すると手術や抗がん剤などによる治療が難しい病気です。 26日、厚生労働省の専門家会議が開かれ、大阪市に本社がある小野薬品工業が開発したメラノーマの新たな治療薬「オプジーボ」を承認する方針を決めました。 この薬は体の免疫機能を弱める「PDー1」というタンパク質の働きを妨げることで、免疫にがん細胞を攻撃させてがん細胞の増殖を抑えるのが特徴で、承認されれば世界で初めてだということです。 新たな治療薬は近く正式に承認され、年内にも流通が始まる見通しです。 メラノーマは、国内では年間に少なくともおよそ1400人が発症し、700人が亡くなっていると推計されています。 患者で作る団体の徳永寛
末期がんなどの際に神経が傷ついて起きる「神経障害性疼痛(とうつう)」という激痛の原因を動物実験で突き止めたと、福岡大学の高野行夫教授(薬理学)らが英科学誌電子版に21日発表した。 脊髄で「CCL―1」というたんぱく質が増えるのが原因だという。この疼痛にはモルヒネなどの鎮痛剤が効きにくいが、新たな治療法につながると期待される。 マウスの座骨神経を縛って激痛を再現したところ、脊髄のCCL―1が通常の2倍に増加した。また、正常なマウスの脊髄にCCL―1を注射すると、通常は激痛を感じた時に示す動作を、少しの刺激でも見せるようになった。 一方、CCL―1の働きを妨げる物質をあらかじめ注射しておくと、激痛を感じなくなる予防効果があることも確認した。
米ペンシルベニア(Pennsylvania)州フィリップスバーグ(Philipsburg)の自宅でポーズをとるエミリー・ホワイトヘッド(Emily Whitehead)さん(2013年2月撮影)。(c)AFP/HO/KARI WHITEHEAD 【3月26日 AFP】エミリー・ホワイトヘッド(Emily Whitehead)さん(7)はある意味で重要人物だ──彼女は、自らの免疫細胞を、がん細胞を攻撃する細胞に作りかえる治療を受け、これまでのところ白血病に打ち勝っている。 米国での数十年間の研究の中で、エミリーさんは成功の兆しをみせている初めての子ども。これまでのところ11か月間にわたって回復を続けており、同研究には現在、他に3人の子どもと数十人の成人が参加中だ。 昨年末、研究の暫定結果が発表されると、エミリーさんは一躍有名になった。イヌと遊んだり読書をしたり、屋外を探検したりして日常生活を
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