2014-08-20 クソでかい汗だくのデブと過ごした今年一番熱い夏 現実ライトノベル 先日、JRに乗って滋賀から新大阪に帰っていた時のこと。 僕が乗った滋賀県彦根駅から新大阪駅までは新快速でも1時間半はかかる。その日は一日暑く、疲れてぐったりしていたので録音していた伊集院光さんのラジオ『深夜の馬鹿力』を聴きながら眠りにつくことにした。ちなみに毎回5,6度は聴き直す上に睡眠学習を取り入れる程ある意味へヴィーリスナーだ。 電車での睡眠は非情に恐い。“もし寝過ごしてしまったら”という不安は計り知れないのだが、疲れていたおかげで不安にも打ち勝ち、滋賀県にいたはずだった僕が次に目を覚ましたのは京都駅に着いた時だった。恐らく50分ほどは寝たのだろう。 目が覚めた時にはさっきまで隣に座っていたほんのりシャンプーの良い匂いがするスーツのお姉さんは降り去り、僕の横には伊集院光さんぐらいくそでかい男性が座っ