冬のクリスマスシーズンを目前に控え、大手コンビニエンスストア・チェーン各社の高級フライドチキン販売をめぐる競争が熱を帯びてきた。 まず、大手コンビニの中でいち早く高級フライドチキン販売に乗り出したのがファミリーマート(ファミマ)だ。01年10月から店内にフライヤーを導入し、フライドチキンの販売を開始していたが、昨年「ファミマ史上最高のチキン」と謳う骨付きチキン「ファミマプレミアムチキン」(180円)を発売した。きっかけはお客からの要望だったという。 「お客様から『骨付きのフライドチキンが食べたい』という声があり、他店との差別化も考えていましたので、特別なフライドチキンをつくってみようということになったのです。そしてスパイスやハーブなど11種類を使い、身も特別な製法で骨からがはれやすく、衣も薄くして、パリッとした食感の出る味わいにしました」(ファミマ関係者) 「プレミアムチキン」は発売当初の
![過熱するコンビニ“高級チキン戦争”の舞台裏〜KFC意識し、各社独自製法で差別化図る](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/efb9e6302dd0d0bc00d11a328c85eae6fff73ec2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbiz-journal.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F06%2Ftop_post_3532_20131204.jpg)