貯金のことを考える時、お金の貯まり方は直線的だと思ってしまいがちです。毎週2千円の貯金を1年間すれば、その年の終わりには貯金が9万6千円になるわけです。しかし、お金を貯めることに関していえばこれはよくある間違いで、貯金すればするほど指数関数的な伸びに変化するのです。直線的な伸びと指数関数的な伸びの違いを最も単純に表現するとすれば、それは直線と上向きにカーブする線の違い、ということになります。数学的に考えると、複利のようなものです。ファイナンス系ブログ「The Currency of Time」で述べられているように、これは単なる数学の問題ではないのです。これは習慣です。貯めれば貯めるほど、貯める習慣がさらに身に付き、貯金をすることが自然なものとなります。これが更なる貯金につながっていくのです。 重要なのは、最初に少しでも直線の部分を始めることです。貯金が進むにつれて指数的な部分は後からつい