スウェーデン・リンシェーピング(Linkoeping)にあるサーブ(Saab)のグリペン(Gripen)戦闘機製造工場で製造されるグリペン戦闘機(2014年5月5日撮影)。(c)AFP/JONATHAN NACKSTRAND 【5月26日 AFP】紛争調停や寛大な対外援助で世界的に評価されるスウェーデンは、一方で世界の主要な武器輸出国であり、人権侵害で非難されている複数の国家を顧客にしている。 スウェーデンは国民1人当たりの武器輸出量でイスラエルとロシアに次ぐ世界第3位で、好景気の軍需産業は、その取引相手の一部国家をめぐり、国民に倫理的な懸念をもたらした。 スウェーデンの軍需産業の中心部に位置する格納庫では、サーブ(Saab)の技術者が次世代のグリペン(Gripen)戦闘機の組み立てラインを建造中だ。最新鋭の戦闘システムとより広くなった兵器格納ベイを備えた新型グリペン戦闘機は、少なくとも6
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