パレスチナ自治区ヨルダン西岸(West Bank)のエルサレム(Bethlehem)で、イスラエル建国に伴いパレスチナ人76万人が居住地を追われ難民と化した「ナクバ(Nakba)」を追悼して行進するパレスチナ人たち(2013年5月14日撮影)。(c)AFP/MUSA AL-SHAER 【5月16日 AFP】パレスチナの人々は15日、イスラエル建国に伴ってパレスチナ人およそ76万人が難民と化した「ナクバ(Nakba)」の日を迎え、ヨルダン川西岸(West Bank)やガザ地区(Gaza City)、東エルサレム(Jerusalem)などで大規模なデモが行われた。 アラビア語で「大災厄」を意味するナクバは、イスラエル建国翌日の1948年5月15日に76万人を超えるパレスチナ人が住む土地を追われたことを指す。数千人のデモ隊はパレスチナの旗と、イスラエル建国以前に先祖が住んでいた家の玄関の鍵を象徴