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ブックマーク / www.news-postseven.com (69)

  • 買収後売り上げが激増 プロレス人気再燃を新日オーナー語る

    新日プロレスが一時の人気低迷から脱却し、今や若者のデートコースに「プロレス会場」が組み込まれるほどなのだという。仕掛け人はトレーディングカードなどを手がける「ブシロード」の木谷高明社長。2012年に新日プロレスを買収し「世界一のプロレスカンパニーを目指す」と豪語した木谷氏に、プロレス人気再燃の理由を尋ねた。 「うちが子会社化する前の新日プロレス(以下、新日)の売り上げは11億4000万円。それが今期は25億円まではいくでしょう。この2年間でお客さんも倍になりました。1月4日の『バディファイトPresentsレッスルキングダム8 in東京ドーム』は去年の倍以上のスピードでチケットが売れていますから。ふふふ。どうやったと思います? 実はね、流行らせるために“流行ってる感”を出したんですよ」(木谷氏。以下「」内同) ──どういう意味でしょうか。 「今から説明しますよ。人が物を欲しくなる条

    買収後売り上げが激増 プロレス人気再燃を新日オーナー語る
  • 生活保護を描く漫画家「弱い人が弱い人を叩くのが今の現実」

    生活保護を正面からテーマにした漫画「陽のあたる家」(秋田書店)が先週発売され、早くも話題になっている。生活保護バッシングが続くなか、なぜ敢えて取り上げたのか。作者のさいきまこさんに聞いた。(取材・文=フリーライター・神田憲行) * * * 主人公は中学生の娘と小学生の息子、夫との4人暮らしの主婦。パートを掛け持ちしながら、誕生日に発泡酒ではなくビールを飲むのが幸せというつつましい生活を送っていた。だが夫が病気で倒れ、退職に追い込まれてから坂道を転が落ちるような生活が始まる。NPO団体の支援を受けて生活保護を受給するが、今度はいわれのないバッシングに。ラスト、バッシングしていた相手が主人公の立場を理解して心を入れ替え、 「生活保護が恥ずかしいって言うけど、困っている人が救われることを非難するほうが、よっぽど恥ずかしいと思うもの」 と語るセリフが響く。 --そもそも生活保護をテーマにしようと考

    生活保護を描く漫画家「弱い人が弱い人を叩くのが今の現実」
  • 大手電機メーカー 若手が「お金が勿体ない」と忘年会中止に

    今年の冬のボーナスはアベノミクスの恩恵が還元されたのか、バブル並みの伸び率で好調な企業が多い。 だが、同業種で軒並みアップと足並みを揃えたのは自動車くらいで、電機業界では、中国向けのエレベーター輸出などインフラ部門が好調な日立がかろうじて1万円アップにこぎつけた程度。 ソニーや三菱電機は7万円ダウンという厳冬を迎えることに。シャープ、パナソニックなど、この間、業績悪化が伝えられてきた企業も大幅なボーナス減となっている。とくに関西に社を置く企業が厳しく、「東高西低」の傾向が強い。 0.16か月分増だったNECの50代生産畑の社員にしても、顔色は暗い。 「昨年までの減額分が、戻っただけというのが実態です。一番ショックなのは、毎年、会費を募って部内でやっていた忘年会が、若い連中から『お金がもったいない』との声が上がり中止になったこと。 俺が奢ってやるといっても、『お互いさまなので無理しないでく

    大手電機メーカー 若手が「お金が勿体ない」と忘年会中止に
  • アイカツおじさんに女児が苦言「大人なのにずっと機械占領」

    10月12日に、ニンテンドー3DSソフト『ポケットモンスター X・Y』が発売されたが、いち早く手に入れようと店舗の前に行列を作っていたのは、子ども達だけでなく大人も多数いた。中には抽選のジャンケンで子どもに負けて、泣き出してしまう“大人げない”大人もいたという。 ポケモンに限らず、来、子ども向けのゲームに大人が熱中するケースは少なくない。たとえば、トレーディングカードを用いたアイドルオーディションゲーム『アイカツ!』(アーケードゲーム)にハマる大人の男性は「アイカツおじさん」と呼ばれている。 このゲームのターゲットの中心は女子小学生だが、彼女たちからみて、「アイカツおじさん」はどう見えているのだろうか。小学3年生のAさんはこう語る。 「大人の人たちも、私たちと一緒のような遊び方をしているんじゃないかなぁと思います。カードが補充されるタイミングでゲーム機に並んでいる人も、小学生だけじゃなく

    アイカツおじさんに女児が苦言「大人なのにずっと機械占領」
  • 電話に出ぬ若者 「電話は時間を拘束する迷惑ツール」と認識

    1回では絶対に電話に出ない若い部下が増え、携帯電話を巡る世代間衝突が起きている。電話に出られなかったことに対し、その場凌ぎの嘘で塗り固めることも若者の特徴の一つ。コンビニ店長(63歳)から聞いた話はまるでコントだ。 「その日、シフトに入っていたバイトが急病で休むことになりました。代わりに学生バイト3人に電話したんだけど誰も出ない。結局、その日はに手伝ってもらいました。 翌日、3人からメールがきていたんだけど、たまげちゃった。皆、『すみません、携帯をトイレに落としちゃって修理に出してました』とさ。トイレから手でも伸びているのかねぇ(苦笑)。最近の若いやつは揃いも揃ってすぐにバレる嘘をつく。無理なら無理で、電話で断わってくれればいいのに」 近年、若者たちの間で指摘されるコミュニケーション障害。人と面と向かって話せない、初対面の相手と話すのが億劫──などの事例が報告されているが、年上の相手に対

    電話に出ぬ若者 「電話は時間を拘束する迷惑ツール」と認識
  • 甲子園の高校球児 熱中症対策のためベンチは冷房効いている

    甲子園で高校野球が続いている。しかし四万十川で40度越えを記録するような猛暑の中でプレーをすることに、疑問視する声もネットにある。熱中症対策はどうなっているのか、取材した。(取材・文=フリー・ライター神田憲行) * * * ネットで甲子園で野球をすることを疑問視する「根拠」となっているのが、日体育協会がまとめた「熱中症予防ガイドライン」のなかにある「熱中症予防のための運動指針」だ。そこには〈乾球温度35度以上 運動は原則禁止〉という趣旨のことが書いてある。甲子園ではもちろん気温35度を超える。日体協のガイドラインに反する行為ではないか。日体協総務部広報課によると、 「このガイドラインは指針ということで、なにもこれに絶対に従わなくてはいけない、ということではありません。あくまで参考としていだたければということです」 という。同協会のスポーツ科学研究室では「熱中症対策は、各スポーツの競技・運

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  • 高須院長 安藤美姫のスポンサーに名乗り「全面的に支援する」

    シングルマザーとしてソチを目指すミキティに強力な助っ人が現れた。美容整形・美容外科の「高須クリニック」高須克弥院長が、フィギュアスケートの安藤美姫選手(25才)のスポンサーに名乗りをあげた。 取材に対し、高須院長は「出産してもなおオリンピックを目指す安藤選手は、当に偉いと思う。同じ愛知県出身だし、マスコミではとやかくいう人もいるけど、全面的に支援したい」とコメント。さらに、「トヨタ時代よりも優遇できるかもしれない」とも話しており、経済的な支援を含めて、安藤選手の全面的なバックアップを明言した。 安藤選手は今年1月1日付けでトヨタ自動車を退社。7月1日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)で、今年4月3日に第1子となる女児を出産していたことを明らかにし、シングルマザーとしてソチ五輪出場を目指すことも宣言した。しかし、国際試合の遠征費など多額な費用がかかるため、「新たなスポンサーが見つか

    高須院長 安藤美姫のスポンサーに名乗り「全面的に支援する」
  • 「男性占領して本読めない」と区立図書館に女性専用席設置

    女性限定プランや女性割引サービスが日経済に好影響を与えているといわれたら、内心では面白くない思いをしていても男は黙るしかない。しかし、公的施設でも男は冷遇されている。例えば、図書館の女性専用席だ。 「雨が降っていたので雨宿りのつもりで図書館に入ったら、皆同じことを考えていたのか混んでいた。空いているスペースに椅子がなかったため、椅子を借りようとしたところ、『そちらの席は女性専用なので椅子はご使用できません』と断わられた。結局立ち読みで30分時間を潰したが、何だか納得がいきませんね……」(34歳・会社員) 台東区立根岸図書館は、新聞雑誌閲覧コーナーにある50席のうち、10席が女性専用となっている。 「女性から『席が男性に占領されていてが読めない』といった意見や『男性の目があるので女性誌を読みづらい』という意見があり、女性専用席を設けました」(台東区立中央図書館・館長) 若い男性もまた肩身

    「男性占領して本読めない」と区立図書館に女性専用席設置
  • 麦茶は地味にすごい健康飲料 生活習慣病の予防効果も期待可

    夏に欠かせない麦茶。その知られざる実力が最近の研究で明らかになってきた。文化に詳しい編集・ライターの松浦達也氏が解説する。 * * * 日の夏といえば冷えた麦茶である。香ばしい麦の香りにほのかな甘み。子どもからお年寄りまで幅広い層に愛される飲み物だ。 その麦茶、「ノンカフェイン」ということは知られていても、他の成分や特徴はあまり目にすることがない。どうにも地味な印象があるものの、だが実は意外と気の健康飲料でもある。 ・地味にすごい麦茶その1 麦茶に含まれるピラジンという成分には、血流を改善させる作用がある。農林水産省などの研究で、麦茶を飲むことで血液の流動性が高くなることが判明。ちなみにピラジンは原料をローストする際、褐色に色づくメイラード反応とともに生成されるという。さらに血圧降下作用のあるギャバ(GABA)も含まれている。 ・地味にすごい麦茶その2 抗酸化作用──つまりがんや脳卒

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  • NEWSポストセブン|PC遠隔操作事件 検察の証明"予定"事実に 裁判長が「異常な書面」

    「捜査終結」(産経新聞6月28日付)報道に接する限り、4人の誤認逮捕者を出したPC遠隔操作事件は収束したかに見える。しかし改めて検証すると、検察の“暴走”とそれに加担するマスメディアの問題が、この事件に凝縮していることがわかる。 まず指摘しておかねばならないのは、捜査手法そのものの問題点だ。 片山祐輔被告はこれまで、計10事件で起訴されている。対して片山被告は一貫して無実を主張。同被告の弁護人を務める元裁判官の木谷明氏は、「この事件は“見込み起訴”されている」と批判する。 「公判前整理手続きでは、検察官が『証明予定事実』(公判で、証拠により証明しようとする事実のこと)を書面提示し、あらかじめ証拠などを明らかにした上で裁判の争点を詰める。 ところが5月22日に行なわれた第1回の整理手続きの書面には事件の事実関係以外、被告の関与を示す証拠も手口も、犯人性を示す主張も書かれていなかった。これでは

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  • アニメ評論の40代独身ブロガー 社内で「変な性癖」レッテル

    アベノミクスの恩恵を受けている企業はごく一部。大企業の正社員といえども、リストラの危機に瀕しているのが現状だ。リストラ対象者を小さな部屋に押し込め、単純作業に従事させる「追い出し部屋」が社会問題化したが、それは氷山の一角。実際にはもっと巧妙なリストラが横行している。 ある大手電機メーカーに勤務するN氏(42)が嘆く。 「昨年後半からリストラが始まりましたが、自分はシステム関係の花形部署にいたので安心していました。ところが突然、人事部に呼ばれ、こう言われたんです。『君は趣味の世界でかなり活躍してるらしいねぇ。そっちで頑張ったほうがいいんじゃないか』と。愕然としましたよ」 N氏はアニメやマンガが大好きで、アニメや映画を評論するブログやツイッターを展開していた。もちろん匿名で、名とは別のアカウントを使っていたのだが、それが人事部に知られてしまったのだという。 しかし、リストラ工作の番はこの後

    アニメ評論の40代独身ブロガー 社内で「変な性癖」レッテル
  • 放射能から避難した沖縄移住ママ 「今度はPM2.5が怖い!」

    大震災から2年が経つ。震災後の大混乱の中で検証不可能な情報が錯綜し、津波や原発事故の苦しみに直面した人々の不安を駆り立てた。 「放射能がくる」──原発事故後にそうした報道が相次いだことが影響したのか、震災後、放射能汚染から最も遠い場所として沖縄へ自主避難する家族が急増した。昨年2月には、青森の雪を沖縄に運ぶ毎年恒例の雪遊びイベントが、自主避難者らの「放射能に汚染された雪をもちこむな」との抗議の声で中止に追い込まれたことも話題となった(雪は市内の学童クラブに持ち込まれた)。 沖縄に避難したママたちはいま、どうしているのか。関東近郊で放射線測定活動をする母親たちに聞き込みをしたところ、 「沖縄に子供を連れて避難した仲間は、みんな戻っています。短い方で震災から半年、長い方でも1年が限界でした。旦那さんに“そろそろいいんじゃない?”などといわれ、ケンカの末に連れ戻されるケースも多い」(神奈川県川崎

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  • 直木賞作家・石田衣良「無料でなければすぐ諦める若者たちへ」

    2013年をどう生きるか、直木賞作家・石田衣良さんに聞く。テーマは経済。「どん底から見える日の希望」について語ります。(聞き手=フリーライター・神田憲行) * * * --今年の経済、景気はどう見ますか。 石田衣良:まあ、大底、どん底の年になると思いますよ。円安にするのはいい手ではありますけれど、輸出企業がどんなに儲かっても、将来が暗いので経営者も怖くて給料をあげてくれませんよ。賃金そのままでモノの物価だけが上がるので、みんなの生活が苦しくなる。我慢の1年ですね。 --なにが問題だと考えていますか。 石田:少子化で人口が減っていることと、世界で売れる製品が作れなくて、日人ひとりひとりの稼ぐ力が落ちていることです。解決するには恋をして結婚して子どもを作り、コツコツと目の前の仕事をこなしていくしかないですね。 --日の家電メーカーがのきなみピンチですもんね。 石田:象徴がダイソンとルンバ

    直木賞作家・石田衣良「無料でなければすぐ諦める若者たちへ」
  • 尿管結石で入院のさかなクンさん 魚の食べ過ぎが原因と医師

    尿管結石のため、12月6日から緊急入院していたタレントで東京海洋大学客員准教授のさかなクン(年齢非公表)が9日に退院した。 尿管結石とは、腎臓でできた結石が尿管へ流れ、激痛が走る病気。結石は、カルシウムなどのミネラル物質が何らかの原因で結晶化し、固まってできるという。症状は、下腹部への激しい痛みや血尿があげられる。 実は、この病気にかかる原因のひとつに、魚のべすぎが指摘されている。みやがわクリニックの宮川浩一院長がこう説明する。 「あじやかつお、いわしといったプリン体を多く含む魚を過剰摂取すると、尿酸がたまり、結石ができやすくなるといわれています。つまり、魚だけをべ続ける偏った生活をしていれば、尿管結石になってしまうんです」 さかなクンは、千葉県の房総地域に住み、毎日魚づくしの生活を送っていることで知られている。漁船に乗せてもらうことも多く、獲れたての新鮮ないわしやあじを楽しむとい

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  • NEWSポストセブン|ネットで「悪の村」と指弾された上小阿仁村長が「いじめ」に反論

    「悪の村」「村民全員が意地悪い」。診療所の医師が辞職するたびにネットでそんな風評を立てられて苦しんでいる村がある。秋田県中央部に位置する上小阿仁(かみこあに)村だ。なにが原因なのか、どのような被害が起きているのか。村長のインタビューを中心に、村の現状をリポートする。(取材・文=フリーライター・神田憲行) * * * 上小阿仁村は人口約2700人、65歳以上の高齢者が人口に占める割合の高齢化率45%(秋田県の自治体で最高水準)。村民の年間平均所得は143万3000円、県下で下から2番目に低い。村の総面積の90%以上は山林原野だ。 ことの発端は、この村で公募した村の診療所勤めの医師が、08年からの4年間で4人とも短期間で辞めていったことである。とくに2011年5月30日に2番目に辞めた女性医師に対して一部村民から言いがかりのようなクレームがあったことを、前村長が村の広報誌で紹介した。 《まった

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  • 任天堂ドラクエ10で課金制 ゲーム業界の止まらぬ“拝金主義”

    ファミコン時代から固定ファンも多いロールプレイングゲームRPG)の代表格、『ドラゴンクエストX(10)目覚めし五つの種族 オンライン』(スクウェア・エニックス)がいよいよ8月2日に発売される。 タイトルを見てお気づきだろうが、今作品はソフト代の6980円を支払い、対応ゲーム機の任天堂『Wii』に挿入するだけでは1日数時間しか遊べない。続きを堪能するにはインターネットの接続環境を整えたうえで、月額1000円の利用料が必要になる。つまり、他人と交流しながら遊ぶオンラインゲームの要素が強くなったのだ。 任天堂はユーザーの利用料も嵩むオンライン路線になぜ変更したのか。 「これまで任天堂は、グリーやDeNAが携帯向けソーシャルゲームで射幸心を煽る『アイテム課金』をして問題になった、いわゆる“コンプガチャ”のような課金ビジネスには否定的でした。岩田聡社長も『一時的に収益が得られても、お客様との関係は

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  • テレビを消すことによる節電効果はエアコンの1.7倍との試算

    「原発再稼働やむなし」「値上げも仕方ない」「よりいっそうの節電を」――そう叫ぶ新聞・テレビが信用できないことは、ひとつの事実を突きつけることで明白となる。 「原発再稼働なしでも夏の大停電など絶対起こらない」――綿密なデータ分析を元に、誌・週刊ポストは繰り返し報じてきた。過去の関西電力の停電予測が「大外れ」したことで、指摘が正しかったことは証明されている。 関電の電力需給見通しの通りであれば、今年の1月第3週から10週間にわたり、ほぼ毎日大停電に見舞われていなければならなかった。しかし実際にはそんな事態は起こっていない。それもこれも、国民を脅して原発を再稼働させるためである。 今夏も、政府案では関西電力管内で15%、他の電力各社管内でも5~10%の節電が求められるとされているが、事態はそこまで逼迫していない。そう断言できるのは、電力マフィアも大メディアも、「最も有効な節電方法」を1年以上黙

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  • 橋下門下生のレベル低く橋下政権誕生したら民主党よりも悲惨説

    もし橋下徹大阪市長と「大阪維新の会」が次期総選挙に勝利して政権を取ったとすると、配下の大半は“橋下ベイビーズ”ということになる。だが彼らは、小泉チルドレンや小沢チルドレンよりもレベルが低いと指摘するのは、大前研一氏だ、以下は、大前氏の解説である。 * * * いま日人の多くは、もしかすると橋下徹大阪市長が国政を変えてくれるかもしれないと期待しているようだが、それは無理だ。なぜなら、国を運営するにはそれなりの仕掛け、言い換えれば何百人かの人材と組織が必要だからである。 わかりやすい例は、独裁政権や長期政権に対して民主化を求める国民の反政府運動が起きたエジプト、シリアなどである。「アラブの春」と持て囃されたこれらの国々は現在、国を動かす仕掛けがなくなったため、すべて混沌としたミゼラブルな状況になっている。 橋下市長の場合も同様だ。もし彼と「大阪維新の会」が次期総選挙に勝利して政権を取ったとし

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  • 安田浩一氏に、「ネット右翼のリアル」を聞いた 2 /NEWSポストセブン/ネット右翼辞めた幹部 デマ真に受ける人たち見て怖くなった

    行動するネット右翼の「在特会」は、会員数1万1000人で、日の右翼団体中最大の存在だ。彼らの生態とはどんなものなのか。『ネットと愛国~在特会の闇を追いかけて』の著者であり、彼らを「普通の人」と評するジャーナリストの安田浩一氏に、「ネット右翼のリアル」を聞いた。(取材・文=ノンフィクション・ライター神田憲行) * * * ――安田さんはネット右翼団体「在日特権を許さない市民の会」(通称・在特会)について、「普通の人たちだ」とおっしゃいますが、普通の人がなぜ「中国人を殺せ」などと、激しい言葉をデモでたたきつけるのでしょうか。 安田:タブーを口にする快感みたいなのがあると思うんですよね。ネット右翼のデビューは「2ちゃんねる」で、そこに過激なことを書き込み、賛同してくれたレスに高揚感を持つ。 在特会のネット会員になる、デモに実際に参加する、そしてそこでマイクを持つ……過激なことを言えば言うほど、

    安田浩一氏に、「ネット右翼のリアル」を聞いた 2 /NEWSポストセブン/ネット右翼辞めた幹部 デマ真に受ける人たち見て怖くなった
  • 福島近郊のSAで福島の銘菓、野菜、米など大量に捨てられる

    新聞・テレビにあふれる悲劇や美談だけでは大震災の真実は語れない。真の復興のためには、目を背けたくなる醜悪な人間の性にも目を向けなければならない。福島県内およびその近くでの出来事もその一つだ。 心底、嫌悪と怒りがこみ上げる話である。被災地選出の国会議員が、やりきれない悔しさを込めて語った。 「福島近郊にある高速道路のサービスエリアで、地元の銘菓や品類が大量に捨てられている。おそらく、県外の住民が福島で地元の人からもらったお土産を捨てているのだろう。訪ねてくれた御礼に被災者たちが用意したものだったはず。風評被害というには、あまりにも悲しすぎる」 福島県内の高速を回ると、残念なことにそれが事実であることは簡単にわかった。磐越自動車道・阿武隈高原SA(サービスエリア)の女性清掃職員が証言する。 「確かに、よくお菓子が捨てられています。福島のおまんじゅうだとか、封を切らないお菓子の箱だとか。もった

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