ソニーは4月1日、保有するオリンパス株式の半分をJPモルガン証券に売却すると発表した。2015年4~6月期に約468億円の譲渡益を計上する見通し。 財務基盤の強化と、成長に,向けた投資資金の確保が目的という。ソニーはオリンパス議決権の10.09%を保有する筆頭株主だったが、売却後は5.04%となり、2位株主になる。 ソニーとオリンパスは2012年9月に資本・業務提携を結び、医療事業の強化を図るソニーがオリンパスの増資を引き受けて筆頭株主になっていた。今後も合弁会社を通じて協力関係を継続するとしている。 関連記事 ソニー、オリンパス筆頭株主に 資本提携を正式発表 オリンパスとソニーが業務・資本提携を正式発表。ソニーはオリンパスの筆頭株主となり、医療事業で協力。デジカメ事業では部品の相互供給なども検討。 関連リンク ニュースリリース(PDF)