新しいことや不確実な状況に直面すると、人間の脳は直感に頼る習性があります。そういう時はだいたい間違った答えを選んでしまいがちですが、なぜか頭がいい人ほど間違えやすい傾向にあることが明らかになったそうです。 「Journal of Personality and Social Psychology」に掲載された最新の調査によると、人は異常なほど聡明にもなれる一方、判断を必要としない単純な問題に対しては途端にバカになってしまうのだそう。これを「認知バイアス」といいます。 この研究を行うにあたって、トロント大学の研究者たちは482人の学生に典型的なバイアス問題を出題。たとえばこんな感じです。 バットとボールを買ったら合計1ドル10セントでした。バットはボールより1ドル高いのですが、ボールはいくらだったでしょう? はい、答えは10セント。簡単ですね。 って思った方は残念でしたーーー。答えは5セント