今回は、「心得」とはちょっと違うような気もしますが、インフラエンジニアを取りまく環境について、ちょっと書いてみたいと思います。 インフラエンジニア不足の原理 筆者が思うに、インフラエンジニアというのは、常に絶対的な不足に悩まされています。それにはさまざまな理由がありそうです。減点法による評価が多い、教育する機会がない、教育するつもりがない、イメージが良くない…などです。 ネットワークにしてもサーバにしても、何かヘマした瞬間にトラブルが起こることがあります。init 6と叩くつもりがinit 0と叩いたり、ルーティングを間違えたりフィルタを間違えたりした瞬間にリモートから何もできない状態に陥ってダッシュする状況は、インフラエンジニアなら誰しも経験しているのではないでしょうか。 運用というのは、うまく動いていてあたりまえ、障害が起こると「何やってんだー!」と言われる世界なので、どうしても経験