オーストラリア、タスマニア(Tasmania)島ホバート(Hobart)の動物園で飼育されていたフクロオオカミ(1918年撮影、2013年1月31日提供)。(c)AFP/HO/TASMANIAN MUSEUM AND ART GALLERY 【2月4日 AFP】オーストラリアに生息していたフクロオオカミ(別名:タスマニアタイガー)の絶滅について研究している豪アデレード大学(University of Adelaide)の研究チームは、絶滅の原因は病気ではなく人間にあったとする研究結果を英科学誌「ジャーナル・オブ・アニマル・エコロジー(Journal of Animal Ecology)」に発表した。 豪州南部のタスマニア(Tasmania)島に欧州から移民がやってきた1803年にはまだ多くのフクロオオカミがこの島に生息していた。生存が確認された最後のフクロオオカミは同島のホバート(Hoba