Windowsの自動更新機能を悪用し、ファイアウォールに妨げられることなく悪質ファイルをダウンロードしてしまうマルウェアが現れた。 Windowsの自動更新に使われるWindows Updateを悪用し、ファイアウォールをすり抜けてしまうマルウェアが現れた。セキュリティ企業のSymantecが5月10日のブログで報告している。 Symantecによると、ドイツで3月末にスパムメールでばら撒かれたトロイの木馬を研究者が分析したところ、Windowsの「Background Intelligent Transfer Service」(BITS)というコンポーネントを使ってファイルをダウンロードする機能を持つことが分かった。 BITSはWindows UpdateでパッチをダウンロードしてOSを最新状態に保つために使われているサービス。バックグラウンドで動作して、ネットワークの帯域幅を消費するこ
![Windows Updateをマルウェアが悪用](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7e51372d18138e90ed2c8d95d693065718b5e361/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_enterprise.gif)