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米Microsoftの研究部門、Microsoft Researchは8月21日(現地時間)、クラウドゲーミングの最大の問題である遅延(レイテンシ)によるストレスを解消するための新技術「DeLorean(デロリアン)」を発表した。 クラウドゲーミングとは、Microsoftの「Xbox One」のようなストリーミング配信式のゲームのこと。プレイヤーのインプットの演算処理などをすべてサーバ側で行うため、データが往復する時間「RTT(Round-Trip-Time)」の分、スタンドアロンのゲーム端末より遅延が発生しやすい。 論文(PDFの)によると、ゲームはビデオストリーミングなどと異なりバッファすることができないので、ネットワーク環境が整った住居でもクラウドゲーミングでは100ミリ秒以上のレイテンシが発生するという。同社は、プレイヤーは60ミリ秒のレイテンシでも気付き、100ミリ秒を超えると
[CEDEC 2010]「スーパーマリオ」の上ボタンはなぜ押される? ゲームプレイの記録からゲームの本質に迫る,立命館大学上村研究室の研究報告 編集部:touge CEDEC 2010では,ややアカデミックよりの発表も多数行われている。その中から「テレビゲームとはなにか ―ゲームプレイの記録と分析を通じて」と題されたセッションを紹介しよう。 「CEDEC 2010」公式サイト 立命館大学 衣笠総合研究機構 研究員/講師 尾鼻 崇氏 この講演の主旨は,ゲームそのものではなく,ゲームを遊ぶ人間にの側に焦点をあてることで,ゲームの本質(遊技性)に迫ろうというもの。セッションでは,立命館大学 上村研究室でこの研究を行う上村雅之教授と,同研究室の研究員である尾鼻 崇氏が登壇し,本研究の現状と展望についての報告が行われた。 セッションは,まず尾鼻氏による上村研究室の紹介から幕を開けた。立命館大学では上
<前回の続き> そして、やはりなんといっても外す訳にはいかないのが、かつて一世を風靡したこのゲーム。 社団法人 人工知能学会が創設20周年記念企画として開発した、アカデミックキャリアデザインゲーム、その名も「Happy Academic Life 2006」! 簡単に言えば、大学研究者限定の人生ゲームである。大学助手(2006年当時は助教という職階はなかった)に着任した新年度をスタート地点とし、自らが目指す大学教授像に向かってキャリアを積み重ねるのである。 このゲームで秀逸なのは、キャリアアップの基本が時間のやりくりであるという点にある。右下の金券のように見えるものは、研究時間カード。自分の持ち時間から、各種イベントで費やされる時間を差っ引いた「研究時間」に応じて、論文を投稿することが出来、その採否も持ち時間に左右される。 これに加えて、人脈ポイントや研究資金、受け入れる学生・ポスドクの特
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