秋田県の佐竹知事が発案したというロシアのプーチン大統領への秋田犬のプレゼントは、メキシコで開幕した主要20か国・地域(G20)首脳会議(サミット)に出席した野田首相が18日午後(日本時間19日未明)、大統領と会談した中で実現すると決まった。 秋田県は、日本とロシア両国の友好関係を秋田犬につないでもらい、県が取り組むロシアや韓国、中国など環日本海地域との経済交流につなげたい考えだ。 19日早朝、外務省から県に連絡があり、野田首相の贈呈の申し出に対し、プーチン大統領が「うれしい。ありがとう」と述べ、秋田犬を譲り受ける意思を示したことが伝えられた。 県によると、贈呈する生後約2か月の雌は、県内の個人が所有し、親2匹も県内で産まれた生粋の“秋田出身”。体重は現在約6キロ・グラムで、体格は同年齢の秋田犬の雌より大きい。成長すると体高約60センチ、体重25~30キロになるという。 県が社団法人「