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RyoAnnaBlogに関するbeth321のブックマーク (6)

  • 未来ある子供に読ませたい『とんでもなく役に立つ数学』 - RyoAnna

    タイトルは軽いが中身は濃い一冊。 『とんでもなく役に立つ数学』は、東京大学の西成教授が高校生に講義した内容をまとめた。ツールとしての数学の価値と、数学が好きになるための秘訣を丁寧に教えてくれる。 例えば微分方程式で振動を制御し、ベイズ推定で目撃証言の信憑性を計算する。幾何学で電子回路の最短経路を割り出し、セルオートマトンで渋滞のメカニズムを解析する。このような実例をもとに、数学と社会の関わり方を分かりやすく解説してくれる。 登場する数式は高校生レベルだが、数学を道具として利用する考え方は中学生でも理解できるはずだ。 教授は言う。 あなたが中学生なら、高校の参考書を眺めて下さい。高校生なら、図書館で大学の入門書を開いてみてください。(中略)毎日、ほんの30分でいいので、周囲に散らばっている知らない武器を身に着けることに時間を使ってください。これを習慣にしてしまうと、きっと将来、大きな見返り

    未来ある子供に読ませたい『とんでもなく役に立つ数学』 - RyoAnna
  • 世界との関わり方が変わる10冊 #2014 - RyoAnna

    優れたには、世界との関わり方を変える力がある。流行を追うのではなく、物事の質をつかむことができる。読み終えると世界の見方が変わり、目の前に道が開ける。そんなに出会うと、自分の可能性が広がることを感じる。 今回は、数学・科学・デザイン・文章など、様々なジャンルの名著を紹介したい。 数学 世界を変えた17の方程式 作者: イアン・スチュアート,Ian Stewart,水谷淳出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2013/03/20メディア: 単行この商品を含むブログ (6件) を見る 普段は意識していないが、私たちの身の回りは方程式で満ちあふれている。インターネット、GPS、電子レンジ、高層建造物、金融、そして核爆弾まで。科学技術は、自然の中に隠れているパターンを解明することで発展してきた。書は方程式にまつわる正と負の側面を、ドラマチックに丁寧に教えてくれる。 ➤ 世界

    世界との関わり方が変わる10冊 #2014 - RyoAnna
  • 『重力とは何か』が名著である理由 - RyoAnna

    世の中には名著と言われるが沢山あるが、誰かに勧められて読んでもピンとこないことがある。小説だったらオチが面白くなかったり、ビジネス書だったら中身がスカスカだったりと理由は様々だが、学術書の場合は難解さが理由の一つだ。 難解だと感じる原因は自分の能力不足によることもあるが、論理が飛躍していたり、具体例が悪いこともある。そんな中、当に名著だと言えるに出会った。タイトルは『重力とは何か』。凄いのは、誰が読んでも重力が分かるように書かれているところだ。 重力の発生源はまだ特定されていない。重力波によって伝わると予想されているが、実際に観測されたわけではない。岐阜県の神岡鉱山に建設されている大型低音重力波望遠鏡で実証できるとよいが、現時点では机上の理論だ。 では、書で何が分かるのか。それは重力が自然界に及ぼす影響と、重力理論の発展の歴史だ。ニュートン力学から始まり、アインシュタイン理論、量子

    『重力とは何か』が名著である理由 - RyoAnna
  • 家を建てる時に読むべき本『書庫を建てる』 - RyoAnna

    家を建てるのは一生に一度あるかないかのイベントだ。外観、日照、内装、間取り、環境、価格、様々な条件に折り合いをつけながら、最後にこれだと決める。私が購入したのは建売りだったが、それでも要望は沢山あった。 東京大学の松原隆一郎教授は、1万冊の蔵書と仏壇を収めるために書庫を建てようとした。東京・阿佐ヶ谷に9坪弱の土地を購入し、知人の建築家・堀部安嗣教授に設計を依頼する。 堀部教授がデザインしたのは、四角いコンクリートの箱に三つの円柱をくり抜いた建物。半地下を含む三階建てで、一番大きな円柱に書棚を、二つの円柱に居住空間を配置し、書棚の円柱に沿って螺旋階段を組み付ける。 外が四角形、中が円のため、コンクリートの型枠に高い精度が要求された。寸分違わず型枠を配置しても、生コンを流す時の振動で完全な真円にはならない。円柱は微妙にずれていたが、職人が階段と書棚の微調整を繰り返し、限りなく真円に近づけた。

    家を建てる時に読むべき本『書庫を建てる』 - RyoAnna
  • 未来ある子供に読ませたい『教養としてのプログラミング講座』 - RyoAnna

    2013年6月、安部総理は経済政策の一環として、義務教育の段階からプログラミング教育を推進すると発表した。既に2012年から中学校の科目の一部にプログラミングが取り入れられているが、義務教育への格導入に向けて、2016年までに教育者のスキルを標準化すると宣言している。 そんな流れの中で登場したのが、清水亮さんの新刊『教養としてのプログラミング講座』。清水さんはタブレット型のプログラミング端末enchantMOONを開発したUEIの代表。ブログ「UEI shi3zの日記」も名高いので、知ってる方は多いはずだ。 の目次Chapter1 プログラミングはあなたの隣にChapter2 コンピュータ要らずのプログラミング入門Chapter3 今すぐ役立つプログラミングテクニックChapter4 簡単コンピュータプログラミング講座Chapter5 プログラミングの未来 書に英数字はほとんど登場し

    未来ある子供に読ませたい『教養としてのプログラミング講座』 - RyoAnna
  • ボランチを理解する10のポイント『なぜボランチはムダなパスを出すのか?』 - RyoAnna

    via photopin cc 遠藤にしても、「もっと激しくプレーしろ」とか「もっとシュートを打て」と言われたことはあったはずだ。それでも遠藤は決して変わらなかった。自分のことは自分が一番よくわかっていると言わんばかりに、やり方を曲げなかった。 ブームを追いかける人は、一生ブームを作れない、という言葉がある…(北健一郎『なぜボランチはムダなパスを出すのか?』) どう見えているのか分からないが、こう見えても私は高校までサッカーをしていた。センターハーフとサイドバックを経験し、数多くの試合を観戦してきたので、サッカーを見る目は肥えているつもりだ。それでも、遠藤保仁の凄さは理解できなかった。決定的なパスを出したり、冷静にゴールを決めるシーンを見ると、確かに上手いと思う。だが、センターサークル付近でバックパスを繰り返したり、棒立ちでボールを取られそうになったりと、危なっかしいイメージがあった。 『

    ボランチを理解する10のポイント『なぜボランチはムダなパスを出すのか?』 - RyoAnna
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