大分県豊後高田市が、市内小中学校に配置された教育用PCのリプレースに際し、「Citrix XenDesktop」と「FlexPod」による仮想デスクトップ環境の構築を実施した。各校における運用管理負荷が軽減されたほか、今後5年間で約3300万円、従来比で約54%のコスト削減も見込んでいる。 同事例はネットワールドが1月8日に発表したもの。ネットワールドのパートナーSIベンダーであり、大分県内の自治体/民間企業向けクラウド「豊の国IaaS」を運営するオーイーシーがシステム構築とサポートを手がけている。 豊後高田市では、市内全16小中学校に「パソコン教室」を設け、教育用の物理PC約300台を導入していた。しかし各学校には専任管理者がおらず、学校によってアプリケーション環境が異なること、ソフトウェアアップデートなどの運用管理負荷が高いこと、県教育センターとのゲートウェイサーバーの障害対応が行えな
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