1927年にスタートした世界最長の実験「ピッチドロップ」。先日、14年ぶりに9滴目が落下しそうだとお伝えしましたが、予想外の展開を迎えていました。なんと、ビーカーの交換作業中に9滴目がちぎれてしまったのです。豪クイーンズランド大学は4月24日、ピッチドロップ実験は「刺激的な新時代(exciting new era)に入った」と発表しました。 ライブ映像より 実験を24時間中継しているサイトを見ると、確かにビーカーが新しくなり画面がとてもすっきりしています。そして、右下に1~9滴目の入った旧ビーカーが置かれています。 同大学のアンドリュー・ホワイト教授は、前任者のジョン・メインストーン教授と長年、次の80年に向けた実験環境について議論しており、先日ビーカーを交換することを決めたそうです。しかし、いざ作業を始めて、ガラス製のカバーを外したところ、木の台がぐらつき9滴目がちぎれてしまったとのこと
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