Windowsの自動更新機能を悪用し、ファイアウォールに妨げられることなく悪質ファイルをダウンロードしてしまうマルウェアが現れた。 Windowsの自動更新に使われるWindows Updateを悪用し、ファイアウォールをすり抜けてしまうマルウェアが現れた。セキュリティ企業のSymantecが5月10日のブログで報告している。 Symantecによると、ドイツで3月末にスパムメールでばら撒かれたトロイの木馬を研究者が分析したところ、Windowsの「Background Intelligent Transfer Service」(BITS)というコンポーネントを使ってファイルをダウンロードする機能を持つことが分かった。 BITSはWindows UpdateでパッチをダウンロードしてOSを最新状態に保つために使われているサービス。バックグラウンドで動作して、ネットワークの帯域幅を消費するこ
既に攻撃コードが出回り、セキュリティ専門家はIEのユーザーに対し、Microsoftがこの問題に対処するまでの間、ChromeやFirefoxなど別のWebブラウザに切り替えることを勧めている。 米MicrosoftのInternet Explorer(IE)に、また新たな未解決の脆弱性が報告された。IE 7と8を標的とした攻撃が既に発生しているもようだ。米SANS Internet Storm Centerやセキュリティ企業各社が9月17日に一斉に伝えた。 IEの脆弱性を悪用するコードは、先に発覚したJavaの脆弱性(Oracleが8月30日に対処済み)について調べていた研究者が14日に発見し、最新のパッチを当てたWindows XP SP3上で悪用できることを確認した。 この脆弱性はIE 7/8/9に存在し、細工を施したWebサイトをユーザーが見ただけで被害に遭う可能性があるという。M
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