スティーブ・ジョブズはなぜ、ティム・クックの肝臓を拒否したか2015.03.14 23:0017,826 そこにはジョブズの生き方がありました。 すい臓癌は、数ある癌のなかでもきわめて予後が悪いことが知られる病気です。そんな病にアップルの共同創業者、スティーブ・ジョブズが気付いたのはiPodが発売された2年後の2003年のこと。しかし、ジョブズがその治療のための手術を行なったのは9カ月後のことでした。そして療養のために仕事を休み、アップルの社員たちにすい臓に悪性腫瘍が見つかったことを告白しました。 その後、ジョブズは仕事に復帰。iPhoneやMacBook Airといったアップルを代表するクリエイティブな製品を次々と発表し、世間を席巻していきます。しかし一度は回復したかに見えた病状は次第に悪化。2009年には5カ月の休暇を取り、臓器移植手術を受けます(このことはほとんどの社員には公表されま