ウクライナの保安庁は17日記者会見を開き、マレーシア航空機は撃墜されたと主張しました。 保安庁のナリワイチェンコ長官は、その根拠として、親ロシア派の武装集団の1人がロシア軍の情報将校に電話で報告している会話を傍受したと発表しました。 公表された音声では武装集団の1人とされる男が、「さきほど飛行機を撃墜した。撃った飛行機を探したり、写真を撮ったりした。煙が出ている」とロシア軍の情報将校とされる人物に報告している様子が録音されています。 また、「飛行機はウクライナの戦闘機だったかもしれないが、飛行機にはマレーシア航空と書いてあるらしい」という会話も含まれています。 ナリワイチェンコ長官は、「これは犯罪だ」として旅客機の墜落にはロシア人将校や親ロシア派が関与しているとして非難を強めています。